ウエットスピニング(潤紡糸)

 リネンを糸にする工程で最も大きな特徴は、水でぬらして紡績をしなければならないことです。リネンをつなぎ合わせているペクチンをコントロールして、ゆっくり丁寧に糸にしていきます(この手法で紡績をするのはリネンだけです。とても希少性の高い工場で作られます)。

ケンランドのテキスタイル

 ケンランドは、こうして生まれた糸を出来る限りシンプルにして、仕上げていくことを心がけています。 それが、よりさまざま、いろいろなリネンの持っている隠れた機能を自然に引き出すことが出来るからです。

ストレッチのあるリネン

 リネンに大きなストレッチ機能を付加するために、 ナイロン、ナイロンxポリウレタンの糸を切り替えて編み込みます。この時、それらの糸は、リネンより細く、そして収縮し中に入り込み、直接肌に当たらないように設計します。これは、糸にストレッチを撚糸したり、ポリウレタンを直接一緒に編み込むとリネン以外の素材が肌に当たる確率が高くなってしまうからです。

 よりソフトなストレッチを必要とするアイテムにはCSY綿でカバーされたポリウレタン糸の最も細い糸で、リネンの撚りバランスと相性の良い素材を効果的に部分的に使います。このテキスタイルでは、ナチュラルダイ(草木染)でも、ストレッチのある染色が可能となりました。




断切りニット

 ケンランドが取り組んできたテーマの1つに、断切りニットがあります。皮や紙のように、切ってもほどけないテキスタイルを目指して、さまざまな手法を確立してきました。リネンニットにも、リネンの間に大きな収縮素材でリネンとリネンをくっつき合わせ(ニットだからできる構造を利用)薄く、厚く、軽く、重厚に断切ることの出来るテキスタイルを作りました。これによって、よりシンプル、シャープなデザインが可能になります(他の素材が肌に触れることを最小にすることはもちろん、洗濯性、型崩れにも大きなメリットをもたらしてくれます)。





リネンとともに


ニットという手法


ケンランドの挑戦


色へのこだわり


リネンニット


展示会やイベントのこと



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